術後半年が経ちました。
手術直後の痛みや不便さを、もうはっきりと思い出せないほど回復しました。
ほぼ普段と変わらない生活を取り戻しています。
その一方で、この頃から新たに、膝が固まるような感覚と、それに伴う痛みを感じるようになりました。
調子が良くなったと思っていた矢先だったので、
「手術は失敗だったのではないか」
と、すぐに不安になりました。
もうすぐ執刀医による術後6カ月の定期診察があったため、そこで相談することにしました。
やってみないと分からない「できること」
先生は以前から「運動はできる」と言っていました。
それでも、術後初めて行う運動は、どれも恐る恐るでした。
術後4カ月には、怖がりながらプールで泳いでみたところ、思っていたより普通に泳ぐことができました。
その後も何度かスイミングに行き、先日は子どもの習い事のイベントで「親子サッカー」に参加しました。
走れないかもしれない。
ボールを蹴れるだろうか。
転ばないようにしよう。
膝をねじらないようにしよう。
いろいろな不安を抱えながら参加しましたが、実際には思っていた以上に動くことができました。
走ることもでき、ドリブルもできました。
「すごい。本当に回復したんだ」
と嬉しくなりました。
以前、術後3カ月の記事で、
「膝を守る時期は終わり、使う時期に入った」
と書きました。
頭では分かっていても、自分の脚がどの程度動けるのか、何ができるのかは、実際にやってみるまで分かりません。
やる前には、まだできないのではないかと思ってしまいます。
けれど、泳げたことやサッカーができたことを通して、
「もう少し体を動かしてもいいんだ」
と、体験を通してようやく実感できるようになってきました。
膝の固まりと痛み
この頃から、しばらく同じ姿勢で過ごしたあと、歩き出そうとすると、膝の内側が固まったように感じ、痛みが出るようになりました。
以前なら、次のリハビリで理学療法士さんに相談することができました。
しかし、術後6カ月を迎え、私のリハビリ期間は終了していました。
調子が良くなった。
ずいぶん回復した。
そう思っていたところだったので、再び調子の良い日と悪い日を行き来することに、少しがっかりしました。
ちょうど術後6カ月の診察が予定されていたため、そこで相談することにしました。
術後6カ月の検査
診察の前にレントゲンを撮りました。
写真を見ると、手術をした側の脚は、反対側と比べて今も少しX脚気味に見えます。
半月板を縫合した内側に負担がかかりすぎないよう、荷重がやや外側に移る角度に調整されているのだと理解しています。
何十年も見てきた自分の脚とは角度が違うため、ふと鏡に映った姿を見て、今でも違和感を覚えることがあります。
レントゲンを見ると、
「本当にこの角度でいいのだろうか」
という気持ちが、さらに強くなりました。
しかし先生は、レントゲンを見る限り、
「とてもきれいで、良い状態です」
とはっきり言っていました。
その言葉を聞いて安心しました。
診察では、次の3点を相談しました。
- 同じ姿勢でいると膝が固まること
- 歩き出すときに痛みを感じること
- 膝まわりが、むくみや炎症のように腫れぼったく感じること
先生によると、いずれも現在の経過の中で起こり得ることだそうです。
膝の固まりは、しばらく続く可能性があり、動き始める前に少しほぐすとよいとのことでした。
膝まわりについても、手術前のように水がたまっている様子はないと言われました。
縫合した部分に違和感が残ること自体は不自然ではなく、気長に回復を待つ必要があるようです。
私は、
何かよくないことが起きているのではないか。
このままで大丈夫なのか。
膝の中で何が起きているのか。
と不安になっていました。
直接診てもらい、説明を聞くことができて、ようやく安心しました。
今回の診察では、
「運動はしてよい。まったく問題ない」
「膝が固まることは、今の時期には仕方がない」
「次回の診察で、抜釘手術について相談しましょう」
という話がありました。
次は抜釘手術へ
金具を取らずにそのままにする人もいるのか聞いたところ、先生からは、基本的には抜釘すること、特に痩せ型の人は金具が皮膚の上から目立ちやすいことを説明されました。
そう思って脚を見てみると、たしかに金具が入っている部分が少し浮き出ています。
その影響で、余計にX脚のように見えている部分もあるのかもしれないと思いました。
抜釘手術のあとは、1カ月ほど運動を控えることになるそうです。
せっかく動けるようになってきたところで、また少し体を休める期間が始まります。
それでも、金具がなくなったら、今回の大きな手術がひとつの区切りを迎えるような気がしています。
手術をしたことが、ようやく遠い過去になっていくのかもしれません。
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高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑬術後5ヵ月|あの時待ち焦がれていた未来に到着
↓腫れや傷跡の経過が気になる方のために、実際の術後経過の写真を別ページにまとめています。
術後の患部写真が含まれますので、苦手な方は閲覧をお控えください。
シリーズ一覧
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ①はじめに
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ②私はこうして手術を受け入れた
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ③手術当日
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ④術後1日目
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ⑤術後2日目
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ⑥退院までのおおまかな流れ
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ⑦術後1ヶ月|退院後はどのくらい動ける?
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ⑧術後2ヶ月|周りには治ったように見えても、まだきつかった話
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合 ⑨術後2ヶ月|突然傷口が膿み、縫合糸膿瘍だった話
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑩術後3ヶ月|膝を守る時期から使う時期へ
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑪術後4ヶ月|日常生活は格段に楽になったけれどまだ走れなかった頃
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑫術後4カ月|水泳ができるようになった話
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑬術後5ヵ月|あの時待ち焦がれていた未来に到着
- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑭術後6ヵ月|どんどん動ける体と、新しく感じた膝の固まり
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- 高位脛骨骨切り術と半月板縫合|術後経過の写真まとめ(術後の患部写真が含まれますので、苦手な方は閲覧をお控えください。)

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