高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑪術後4ヶ月|日常生活は格段に楽になったけれどまだ走れなかった頃

HTO体験記

※この記事は、私個人の体験と感じたことを書いています。同じ手術でも、経過や痛みの感じ方は人それぞれ異なります。

術後4カ月、日常生活はかなり楽になりました

術後4カ月頃になると、日常生活はかなり楽になってきました。

歩く、階段を上り下りする、家の中で動く。

そういった毎日の動作に困ることが減ってくると、今度は、

「まだ走れない」
「膝を完全には曲げられない」
「筋力が戻っていない」

という、次の課題がはっきり見えるようになりました。

この頃、リハビリは週1回から隔週1回になりました。

レントゲンと診察でも、経過は良好とのことでした。

傷口もふさがったため、水泳も許可されました。

ただし、バタ足は問題なくても、平泳ぎのように膝をひねるような動きでは、痛みや違和感が出る可能性があると言われました。

まだ膝は完全には曲がりません

膝はまだ完全には曲がりきらず、深くしゃがみ込んだり、正座をしたりすることはできませんでした。

医師からは、単純に「まだ治っていない」ということだけではなく、動かしていくことへの慣れもあるため、無理のない範囲で意識的に曲げていくように言われました。

膝を曲げるとき、前面に引っ掛かるような感覚や痛みが出ることもありました。

これについても、この時期には起こることがあるとのことで、様子を見ることになりました。

また、床に膝をつくと、膝の下にタオルを一枚巻いているような厚みを感じることがありました。

膝のお皿の下あたりをマッサージすると、その感覚は少し軽くなりました。

次回のレントゲンは3カ月後でよいとのことでした。

リハビリ卒業が見えてきました

リハビリについても、これからは自宅で続けられる内容が中心になるため、理学療法士さんと相談しながら卒業してもよいと言われました。

入院中は毎日通い、退院後も週2回、週1回と続けてきたリハビリ。

それが、ついに「卒業」を考える段階まで来たことに驚きました。

ここまで来ると、まだできないことは主に、

「完全に膝を曲げること」
「走ること」

でした。

走れない理由は、筋力不足でした

走れないのは、単純に膝が回復していないからではありませんでした。

手術をした左脚の筋力がまだ十分に戻っておらず、「跳ねる」「押し出す」といった動きに必要な力が足りていなかったのです。

高さ30cmほどの台から片脚で立ち上がろうとしたとき、それをはっきり実感しました。

右脚ならすっと立ち上がれるのに、左脚では、どう力を入れても立ち上がれませんでした。

かなり愕然としました。

日常生活が楽になってきたことで、正直、自宅でのリハビリを後回しにしたり、さぼったりする日も出てきていました。

でも、このとき初めて、

「ここから先は、自分で筋肉をつけないと進まないんだ」

と思いました。

ここからは「回復」より「筋力を戻す」

ここからのリハビリは、これまでよりも負荷を上げた筋力トレーニングが中心になりました。

筋肉痛になるようなトレーニングも増えていきます。

リハビリ卒業までの目標は、

「30cmの高さから左脚だけで立ち上がれるようになること」

そして、

「正座ができるようになること」

にしました。

人工骨がしっかり癒合するまでには、まだ時間がかかります。

それでも、ここまで来ると、

「治るのを待つ」

という感覚から、

「自分で体をつくっていく」

という感覚に少しずつ変わってきました。

ここからは、自分の努力で自分の体を整えていきたいと思います。

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高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑪術後4カ月|水泳ができるようになった話

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高位脛骨骨切り術と半月板縫合⑩術後3ヶ月|膝を守る時期から使う時期へ変わった

↓腫れや傷跡の経過が気になる方のために、実際の術後経過の写真を別ページにまとめています。
術後の患部写真が含まれますので、苦手な方は閲覧をお控えください。

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