みなさんにとって、社会は優しいですか?
私は最近、社会も人も思っていた以上に、誰かを支えてくれようとしているんだ、と気づきました。
私にとってこれは青天の霹靂でした。
今日はそのお話です。
人には期待していなかった
店員、役所の職員、駅員、病院で働く人など、日々関わる他人に対して、「ハッ!?」と思うことがよくありました。
「あなた、ちょっとねぇ…」と物申すときもありました。
そもそも小さな頃から、友人関係でも信頼関係が壊れるような経験もたくさんしてきたので、人間ってそんなもんって思っていたところもあります。あきらめてはいたのですが、仕事は別です。仕事はちゃんとしようよって思ってました。
そんなマイナスイメージばかりの他人に、こんなに助けられる日がくるとは。まさに青天の霹靂なのです。
初めての寄り添い
子どもが生まれてから、眠れない毎日が続き、泣き続ける子供に毎日耐えきれていませんでした。
かわいいと思えない、と思ったし、子供が母親に殺されるような悲しいニュースを見ても、他人事ではなく、むしろ自分も紙一重だと思って、その母親に同情していました。
授乳教室や赤ちゃん教室へ足を運んでいました。常に神経ピリピリ状態なので、少し大人に優しく声をかけてもらうだけで、うううぅ…と泣き出してしまい、そこからは落ち着くまで話を聞いてもらいました。
三歳児健診の時に、何か相談したいことはあるかと聞かれて、特にないですと答えるところかもしれませんが、「子供に怒鳴りつけてしまうときがあります。みんなはアルアルだって言うけど…でも怒鳴らないほうがいいですよね?できるならそうしたほうがいいですよね???」と話しはじめ、涙がボロボロとこぼれてきました。
このことから相談が必要な家庭として継続的に気にかけてもらい、その後も電話やメールをいただき、家にも様子を見に来てくれました。
抱えていたのは育児に対する悩みだけではありませんでした。
なので、話を聞いてもらっても解決しないことばかりでした。
それでも突破口が見えたような、歩き出すための靴を履けたような、そんな気持ちになり、それは解決ではないけれど大きな一歩でした。
暑い夏に、汗をたくさん流してきてくれて、いつまでも話を聞いてくれて、、、
私は自分が恥ずかしくなりました。
「私、若いときは少しグレちゃったりもして、たくさん人に迷惑かけたんです、、、それなのに都合よく、こんなに助けてもらって、、」と、ワンワン泣いてしまいました。
するとその方は、「若い時の非行なんて、子供が悪いことなんて一つもない!子供は何にも悪くない!悪いのは大人や社会なんです!」と言いきってくれました。
こんなこと言ってもらったのは初めてでした。
本当に本当に初めてでした。
ありがとうございます、ありがとうございます、、、
私は、社会の見方を改めなければいけないと思いました。
思ったよりもちゃんと、弱ってしまっている人を守ろうとしてくれる人たちって本当にいるんです。
両親は、弱さに寄り添ってくれるタイプではありませんでした。
でも生まれて初めて、立つのは自分だけど、支えてもらっていい。そう実感しました。
それから
友達や家族に頼れないとき、無関係な大人に頼ってみてもいい。
無関係なはずなのに、驚くほど真剣に助けようとしてくれる人がいることを知ってもらいたい。
一度頼って、嫌な思いをした人もいると思います。
私にもそういう経験はあります。
でも、その人が社会のすべてではありません。
同じ場所にも、別の窓口にも、ちゃんと話を聞いてくれる人がいることがあります。
「だれも助けてくれない」と決めなくていい。
社会は意外にも、困ってしまった人を支える仕組みがあるのだと思います。
その仕組みにつながるには、自分のしんどさを少し外に出す必要があります。
人は一人で生きていけるようにならなくてもいい。
誰かに支えてもらいながら、生きていけばいい。
今日が少ししんどい人が、誰かに弱音を吐けますように。
そしてその手を、誰かが取ってくれますように。
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